鴨川の左岸、団栗橋から松原橋の間の遊歩道に、毎年たくさん咲く花があります。
「ハブランサス ツビスパツス(ヒガンバナ科)」です。
・関連リンク:ハブランサス ツビスパツス – 植物図鑑 – エバーグリーン (love-evergreen.com)
僕はこの植物の名前をつい先日まで知りませんでした。でも毎年咲くので気になっていました。とても可憐で美しいなって思っていました。花の大きさは3㎝くらいです。花が風に揺れている様子がとても可愛らしかったです。
今年も出会えて僕は嬉しかったです。ちょうど今頃、たくさん咲いていますよ ♫
ハナニラに似ています。先日僕が観察をしていた時、ランナーの方が「これハナニラ。」と教えてくれました。でも後で調べたらハナニラではありませんでした。この植物はそれほどあまり知られていないのかもしれませんね。
・関連記事:ハナニラ 春一番に咲く「ニラ臭い」花 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
「ハブランサス ツビスパツス」は南米の植物です。オレンジ色の花はよく見かけるそうですね。
元々は園芸植物のようです。でも鴨川では野生化しているようです。毎年決まった時期に一斉に咲いています。
ヒガンバナ科の植物らしい咲き方をしていました。花芽だけをだして咲いていました。
毎年同じ場所で一列に咲くハブランサス ツビスパツス。誰かが故意に種をまいたのかな?とも思いました。
Il y a une espèce de plante qui fleurit pleinement tous les ans en cette saison sur le bord de la rivière Kamo. C’est Habranthus tubispathus. Cette plante est originaire d’Amérique du Sud. Il semble qu’au Japon, elle a été introduite à des fins décoratives.
Tous les ans, ces plantes nous font plaisir. Je trouve cette plante délicate et adorable !
外国から来たいろんな種類の「帰化植物たち」は、今や京都の風景に溶け込んでいます。
地球上を人が自由に行き交う今、植物たちも地球上を移動しているようです。意図的(園芸用などとして)に輸入された植物やあるいは、人や輸入品などに種などの形でくっついてやってきた植物もあるでしょう。
そのため「生態系」は日々変化をしていることでしょう。
野生化した帰化植物たちが在来種とうまく共存してくれたらいいなと願うばかりです。
人が移動する限りきっと植物の流入は止められないと思うから。
【鴨川】
・鴨川は、桟敷ケ岳付近を源流とし桂川の合流点まで京都市内の南北を流れる約23kmの河川。
・春は桜並木が美しい。
・夏は「納涼床(のうりょうゆか)」が設置され(二条通~五条通)、風に吹かれながら食事ができる(納涼床の設置は2023年は5月1日~9月30日まで)。
納涼床HP:京の風物詩 京都鴨川納涼床への誘い (kyoto-yuka.com)
・秋から冬には多くの冬鳥が飛来する。
・ジョギングやウォーキング、デートや犬の散歩など多くの市民や観光客に愛される京都を代表する川。
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