連日暑い日が続いていますね。
そんな日に食べたいのは「かき氷」。
僕はそんな日に決まったように食べる「かき氷」があります。
それは、下鴨神社境内にある「休憩処 さるや(以下さるや)」のかき氷(税込830円)です。
「鴨の氷室の氷」と名付けられているこのかき氷、昔、下鴨神社境内にあった氷室に由来しています。暑い夏、当時貴重だった「氷」を氷室に保存し、宮中に献上したり、無病息災を祈願し氷を口にしてお祓いをしていたそうです。
J’ai goûté de la glace pilée qui s’appelle ” Kaki gôri / かき氷 ” dans le sanctuaire shinto, Shimogamo jinja à Kyoto. Dans ce sanctuaire, il y a un café.
Cette glace est nommée ” Glace de la glacière de Kamo “. Dans ce nom, ” Kamo ” indique ce sanctuaire Shimogamo jinja.
「さるや」でいただけるかき氷は3種類。いちご、抹茶小豆、黒蜜白玉です。
この日は「抹茶小豆」をいただきました↓↓↓ 抹茶はよく冷えた小さなポットに入れられてます。トレイの真ん中にあるのは「粒あん」。自分の好みの分量の抹茶と粒あんを氷にのせながら食べるタイプです。
右上のお皿には、ほうじ茶が入っています。
粒あんの上品な甘さときめ細かい氷、渋めの抹茶が口の中でとろけました。
とっても美味しかったです!
実は、この「さるや」、京都で有名な和菓子屋「宝泉堂」が出しているお店なのです。
僕は「宝泉堂」の御主人と友達です。近くの高野川の朝散歩の時に知り合いました。家族と京都と和菓子を愛するとっても素敵で優しい方なんですよ♪
さるやのかき氷もパートナーさんと一緒に試行錯誤しながら作られたようです♬
・HP:あずき処 宝泉堂 – 一粒ひとつぶに心をこめて (housendo.com)
【氷室】
※「大炊殿」「氷室」見学には500円の拝観料が必要です。チケットは境内の御手洗池側にある「授与所」で購入できます。
冷蔵庫のない時代、1000年余りも使われてきた「氷室」が今年再現されました。
神殿裏、神饌(しんせん:神様のお食事)を作る「大炊殿 (おおいどの)」の近くに「氷室」がありました。
冬の間に氷を作り1年中12,3度の温度が保たれる仕組みの「氷室」。
昔の人の知恵ってすごいなって思いました!
僕が小さいころ、おばあちゃん家に「氷の冷蔵庫」がありました。電気ではなく上層部(今の大型冷蔵庫の冷凍室部分)に「氷」入れて冷やす仕組みの冷蔵庫でした。「氷」を使って冷やす発想は「氷室」と同じですよね♪
その「氷の冷蔵庫」、ご存じの方はいらっしゃいますか?
今の時代もうほとんど知っている方はいないのだろうなって気がしますが…。どうなんでしょう?
【休憩処 さるや】
営業時間:10:00~16:30
年中無休
HP: 休憩処 さるや | 下鴨神社 (shimogamo-jinja.or.jp)
【宝泉堂】
HP : あずき処 宝泉堂 – 一粒ひとつぶに心をこめて (housendo.com)
【下鴨神社】
正式名称は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。創祀の年代ははっきりしないが、紀元前にはすでに祀られていたようである。
御祭神は玉依媛命(たまよりひめのみこと)と賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)。
毎年5月15日に開かれる葵祭は下鴨神社と上賀茂神社の祭り。五穀豊穣を願って始められた。
摂社「河合神社」に祀られる玉依媛命は美人の神様で有名。また末社「相生社(あいおいのやしろ)」は縁結びの神様で有名。どちらも参拝客が絶えない人気のスポット。
HP:下鴨神社|賀茂御祖神社 (shimogamo-jinja.or.jp)
参拝時間:本殿の参拝時間は夏時間、冬時間があり、夏時間は午前5時30分から午後6時まで、冬時間は午前6時30分より午後5時まで。ただし、境内(糺の森)は24時間開放されている。
「大炊殿」「氷室」見学には500円の拝観料が必要です。チケットは境内の御手洗池側にある「授与所」で購入できます。
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