京都市北部にあるため池「宝ヶ池」に、冬になると日本にやってくる「冬鳥」がいました。
(「宝ヶ池」の関連記事はこちらから→https://kyoto-taketo.com/2020/11/08/paysage-3/)
「ホシハジロ(カモ科)」と「キンクロハジロ(カモ科)」と「マガモ(カモ科)」です。
こちらは「ホシハジロ」です。
こちらは「キンクロハジロ」です。
こちらには「マガモ」と「キンクロハジロ」がいます。
確かに10月になると「渡り」が始まるのだそうです。
冬鳥は越冬のため、冬季に日本に渡って来ます。
ですので、彼らは飛来したばっかりなのかもしれません。
でも、あるネット情報によると、夏でも彼らは「宝ヶ池」にいたそうです。ですので、どうも、彼らは1年中「宝ヶ池」にいる個体らしいのです。
真意はどうであれ、実際に、
渡りをする鳥の中でも「渡りをしない鳥」がいるようなのです。
自然の摂理では、冬鳥は冬になると日本に来ます。そして、春になるとまた日本を去って行きます。
でも、春になっても日本に「居残る」冬鳥がいるそうなのです。
理由はよくわかっていないみたいですが、一説によると「エサが豊富にあるから」だそうです。
そのエサは人が与えるエサのようです。
人がエサをくれるので、居心地がよくなったのかもしれませんね。自分でエサを苦労して捕らなくてもいいですからね。
でも、そのことは、「自然の摂理」に反していることだと思います。
「自然の摂理」に反するってことは、きっとどこかで、ひずみや反動、悪影響が出るってこと、だと思います。
「原生林」のような「人の手の入っていない自然」は、もう日本にはほとんど残されていないようです。
でも少なくとも身近にある自然は、できる限り自然に近い状態で、そっと見守ってあげれたらいいなって、僕は思います。
「野鳥にエサをあげる行為」は、「行き過ぎた行為」だと思います。
実際、それが原因で、冬鳥が日本に居続けているのであれば、それは「おかしい」ことだと思います。
そうはいいながら、「宝ヶ池」で野鳥にエサをあげていたおばあちゃんと孫の姿を見て、何も言えない自分もいました。
言い訳かもしれませんが、「野鳥にエサをあげる行為」について、自分の中で「悪い理由」が確信としてないのです。
僕が小さいころ、お父さんと庭にエサ台を作って、エサをおいて野鳥を呼んだこともあります。
巣箱を設置するということもよくすることだと思います。
一体どこまで、人は、野鳥と関われるのでしょうか?巣箱まではOK ?エサは?
確信はないのですが、やはり、「できる限り自然のまま見守る」のが一番いいような気がします。
【宝ヶ池】
【フランス語落語「鴨」】
夏でも居残る冬鳥の「マガモ」のお話です。なぜ居残るのでしょうか?そんなお話です。
日本語訳と解説はこちら→フランス語落語「鴨」 日本語訳と解説 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
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