今、京都・下鴨神社では、境内の池「御手洗池(みたらしいけ)」に入り、身を清める「みたらし祭り」が行われています。「足つけ神事」ともいわれる、下鴨神社の毎年恒例の祭礼です。
【みたらし祭りのスケジュール】
今年の「みたらし祭り」の期間は、7月22日(木)から8月1日(日)、各日、午前9時~午後8時です。
去年は、コロナの影響で中止になりましたが、今年は、感染症対策をして再開しています。
(毎年、土用の丑の日の前後5日間に行われる神事です。今年の土用の丑の日は、7月28日です。)
【土用の丑の日とは?】
「土用の丑の日」とは「土用の日」のうちの「丑」の日(12日に一回、同じ干支の日があります)のことです。「土用の日」とは「季節の変わり目(立春、立夏、立秋、立冬)の前の約18日間」のことを指します。年に4回、春夏秋冬ごとに「土用の日」はあります。「夏の土用の日」(毎年だいたい7月19日~8月6日)が終わる翌日、8月7日が、秋の始まり「立秋」です。
朝、開始前から多くの人が列をなしていました。1年ぶりの「みたらし祭り」、皆さん早く来たくてしかたがなかったのかもしれませんね。
僕も楽しみにしてました。そして、少し、列の一員になり、待ちました。9時より少し前に始まり、列もどんどん前に行き、すぐ、池に入ることができました。
だいぶ冷たい水です!でも、とても気持ちがよかったです。
御手洗池に入ると、罪やけがれが祓われると伝えられています(今年は、感染症対策で、池には入らない順路も設置されています)。
参拝料300円と引き換えにいただいたロウソクに灯をつけて、「御手洗の神様」に捧げます。神様の前で、手を合わせて、「無病息災」を祈ります。
ロウソクの後は、湧き水を飲みます。美味しい湧き水です。この水を飲むことで体の内側もきれいになるそうです。
例年だと、湧き水を流しっぱなしにし、備え付けの盃に自ら水を汲み、好きなだけ飲むことできました。
でも今年は、ペットボトルに詰めて一本150円でご奉仕していました。感染症対策ですね。
「池に入り」、「ロウソクを捧げ」、「水を飲み」、こうすることで、身も心も清められます。そして、暑い夏、無病息災で過ごせると信じられています。
「みたらし祭り」は、今から1000年も前の平安時代から続けられている大切な神事です。
今も昔も、「人々の思い」は変わらないようです。
元気一番!!!
On croit que par la participation de ce rite, on pourra se purifier et on pourra conjurer ses souillures, ses fautes et ses impuretés. Et puis, que l’on pourra passer la canicule en bonne santé, sans incident. Ce rite a commencé il y a environ 1000 ans. Donc, on le croit pareil depuis longtemps.
下鴨神社にて。
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