先日、「中村屋」で「助六寿司」をテイクアウトしました↓↓↓
「中村屋」は京都・出町柳にあるお寿司屋さんです。この地で約70年営業されています。
扱っているお寿司は「助六寿司」のみです。完全予約制の助六寿司テイクアウト専門店です。
場所はわかりにくいところにあります。細い路地の長屋の一角のお店です↓↓↓
「中村屋」は伏見稲荷神社ご用達のお店でもあります。僕が買いに行った前日も伏見稲荷大社から来た400人分の注文をさばいたそうです。
今のご亭主のおばあさまは祇園甲部の舞妓さんだったそうです。お写真も撮らせていただけました。「ますこ」という名前ででていたそうです。
「助六寿司」の味はとてもおいしいです。時々食べたくなります。
特にお稲荷さんの揚げによく味が染みていて、やみつきになります。写真↓↓↓でもお揚げさん、いい色をしてるのがお分かりになると思います。
巻きずしは2種類、おしんこときゅうり巻きです↓↓↓
そもそも「助六寿司」とはどのようなお寿司なのでしょうか?
「助六寿司」は巻きずしと稲荷ずしがセットになったお寿司です。
名前は「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」という歌舞伎の演目に由来するみたいです。この演目のストーリーはこちらから→「助六由縁江戸桜」
この演目に登場する吉原の花魁(おいらん)の名前が「揚巻(あげまき)」です。「揚巻」の名は、稲荷ずしの「揚げ」と巻きずしの「巻き」を思い起こさせます。そして「揚巻」の愛人が「助六」です。そのため、このお寿司はいつしか「助六寿司」と呼ばれるようになったのだそうです(所説あります)。
そういうわけからなのか、お寿司の包装紙にも「歌舞伎」が描かれています↓↓↓
【中村屋】
営業時間:10:00~17:00 不定休
テイクアウト(持ち帰りのみ) 前日までの予約。
アクセス:お店のHPをご参照下さい→https://nakamurayasukeroku.com/access/
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