今朝の京都は曇り、半そでが気持ちいい少し気温の高い朝でした。ここのところ台風の影響で雨が続いていたので、久しぶりの散歩がてらのゴミ拾いは気持ちがよかったです。
散歩中、セグロセキレイを写真に収めることができました!
日本だけに生息(最近は韓国でも生息は確認されているようですが)する日本固有種、セグロセキレイは、世界のバードウォッチャーの憧れの鳥のひとつだそうです。
日本に来ない限り見れないのですから貴重な鳥なんでしょうね。しかも、日本でも最近、セグロセキレイの数は減少しているそうです。セグロセキレイはますます貴重になってきているようです。環境適応能力が高いハクセキレイがどんどん生息域を広げていて、セグロセキレイが追いやられているみたいなのです。
これは、宅地開発などで自然が失われた結果、セグロセキレイもハクセキレイも住むところが減り、より環境適応能力の高いハクセキレイがセグロセキレイのテリトリーに入ってきて、セグロセキレイの数が減っているようです。もともとこの二種類のセキレイは住み分けをきちんとしていたのだそうですが、そのバランスが崩れてしまったようです。
まるで外来植物と日本固有の植物の生きざまと似ていますね。西洋タンポポはよく見ますが、カンサイタンポポはほとんど見なくなりましたよね。セグロセキレイも今後ほとんど見なくなるのでしょうか?
関連リンク:セグロセキレイ – Wikipedia
写真は10mくらいの遠くからデジカメを目いっぱい望遠にしての撮影でした。ですので、被写体が小さく不明瞭になりました…なんとなしにはおわかりいただけるとは思いますが、また近くで撮影できた時はよりきれいな写真をお見せしたいと思います。
セグロセキレイとハクセキレイの違いは、顔の色にあります。セグロセキレイの頬は黒く、ハクセキレイの頬は白いです。また、背中の色が、セグロセキレイは黒く、ハクセキレイは灰色です。ただし、ハクセキレイの背中は夏羽(夏と冬で羽も生え変わり色も違うみたいです)は黒いので、夏にこの二種類のセキレイを背中の色で判別するのは難しいようです。
いずれにしても頬(目の下の部分)が黒いか白いかでこの二種類のセキレイを判別できそうですね。
京都・高野川にて。
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