京都は今日、雨が降っています。気温も低く体が冷えます。
皆さんはこのお花↓ を見たことありますか?葉っぱがクローバーに似ています。でも花の形も違うし、科も違うんです。
イモカタバミといいます。イモカタバミはカタバミ科、クローバー(シロツメグサ)はマメ科です。南米から第二次大戦後に観賞用として日本に来たそうです。見た目そっくりなムラサキカタバミという植物もあります。おしべの色が黄色のはイモカタバミ、白色のはムラサキカタバミと区別できます。
とても強い植物です。日本のいたるところで繁殖しています。
下の写真は数日前晴れの日に撮った写真です。元気に咲いています!僕はこのお花の色が大好きです!
今日の雨の日に撮った写真が下にあります。花がしぼんでいますね。雨だからか花は開いていません。同じ植物でも天候によって表情が違いますね。
10月15日のブログ(📚←アイコンをクリック!)で紹介した「ヤマトシジミ」の食草(しょくそう)はカタバミと書きました。でもヤマトシジミの幼虫はカタバミは食べても、イモカタバミ(ムラサキカタバミも)は食べないのだそうです。二つの植物は見た目は似ているし同じ科ですが、ヤマトシジミはカタバミの方が好きなんですね。
ちなみにカタバミは、その実を触ったら「パーン」って種がはじけるあのやつです。しかしイモカタバミは日本では実ができないようです。その代わり、塊茎(茎が肥大したもの。ジャガイモもそうですね)で増えるそうです。
このように見た目がは似ている植物も生き方って違いますね。人間も見た目はみな人間ですが、それぞれ生き方も違いますよね。なんだか人間と似ていませんか?
京都・高野川にて。
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