今朝、千本釈迦堂で行われた「大根(だいこ)だき」に行ってきました。
「大根だき」は毎年12月7日、8日に千本釈迦堂で行われる伝統行事です。12月8日がご本尊のお釈迦様が悟りを開いた日とされます。その日行われる法要「成道会(じょうどうえ)」に合わせて「大根だき」が行われます。700年前の鎌倉時代に始まったとされています。とても長く続いている大切な行事なんですね♬
大根にはお釈迦様を表す梵字「ハク」が描かれています。それは「悪魔除け」の意味があるそうです。無病息災を願いながら炊いた大根をいただきます。
Aujourd’hui, j’ai participé au rite bouddhique qui s’appelle ” Daiko taki / 大根たき ” dans le temple bouddhiste ” Senbon-shakadô / 千本釈迦堂 ” qui se situe à l’est du sanctuaire “ Kitano Tenmangû / 北野天満宮 “.
Le ” Daiko taki “, c’est le rite où on mange du radis japonais appelé ” Daikon ” cuit en souhaitant la santé sans incident. Ce rite a commecé il y a environ 700 ans pour féliciter le jour (le 8 décembre) où le Bouddha (Siddhārtha Gautama) a atteint le nirvana (illumination). Un mot en sancrit (haku) qui signifie le Bouddha est écrit sur le Daikon. En faisant cela, on dit que cela permettrait de conjurer le mauvais esprit. Tous les ans, le 7 et le 8 décembre, ce rite a lieu dans ce temple.
大根は約5000本(約1万5000食分)用意されたそうです。すべての大根にその梵字を記して祈祷してあるそうです(ただ用意された大根は上の写真のような聖護院大根ではなく、普通の長大根だそうです)。
僕は「大根だき」が始まる10時くらいに行きました。すでに多くの人が境内にあふれ、アツアツの大根をほおばっていました。
直径1mの大釜で炊いた大根と油揚げが参拝者にふるまわれていました。1杯1000円でした。
お椀には大きく輪切りした大根が3つと油揚げが入っていました。丁寧に面取りされた大根。5000本分を用意していただいた皆さんの思いを感じました。
とっても、とっても美味しかったです。味付けはシンプルなしょう油と昆布だしベース。味がとても染みていました。アツアツで体がとても温まりました。
とても幸せな気分になりました。大根は特に冬に食べたら体を温めて健康にいいと聞きます。ただそれだけではなく、「美味しい物」をいただくことは、心の健康にもつながると思いました。「大根だき」の大根は祈祷もされているのでなおさら健康でいられる、そんな気がしました。
ごちそう様でした♫
【千本釈迦堂】
・関連リンク:大報恩寺 – Wikipedia
以下のSNSをフォローする