一昨日、昨日のブログの続きです。
・一昨日のブログ:伊根町の旅1「ブリしゃぶ」-旬の御馳走いただきました!‐ 伊根町
・昨日のブログ:伊根町の旅2「伊根の舟屋」
先日伊根町を旅した時、「伊根湾めぐり遊覧船」に乗ってみました。
「伊根湾めぐり遊覧船」とは、およそ25分かけて伊根湾を一周する船の旅です。日の出桟橋乗船場から毎時00分と30分に出船しています。予約もいらず、カウンターで1000円の乗車賃を払えばすぐに乗船できて便利でした。
L’autre jour, je me suis amusé avec une petite croisière dans la baie d’Iné. C’est un petit voyage avec 25 mins sur la mer. Le paysage à bord était magnifique ! La mer était superbe !
Liens sur les articles passés ” Voyage dans le village de pêcheurs, Iné ”
1. 伊根町の旅1「ブリしゃぶ」-旬の御馳走いただきました!‐ 伊根町 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
2. 伊根町の旅2「伊根の舟屋」 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
船上から見た「伊根の舟屋」が立ち並ぶ風景は、圧巻でした。それぞれの舟屋は造りも色もまちまちで統一感はありませんでした。写真で見たイタリアかどこかのレンガ色で統一された港町とはまた感じが違いました。でもそれが味があり、とてものどかで美しいと僕は思いました。
しいて言えば、鴨川右岸沿いに並ぶ統一感がまるでないバラバラな建物群に感じが似ているなって思いました。僕は結構そんな「個性的な何かの集まり」が好きです。みんなバラバラだけど、集まったら何か絵になるというか、そんな感じがしました。
学校のクラスみたいにみんな同じ制服を着て、みんな同じように行動する、そんな集まりはかえってちょっと居心地の良くなさをを感じてしまいます。
船上から乗船客は「かっぱえびせん」を鳥たちにあげることができます。鳥たちは慣れたもので、全く人を怖がっていませんでした。おめあての「エサ」をもらいたい一心で船に集まってきていました。
僕は鳥たちを観察していました。じっとしていると僕の頭の上に一羽のカモメが留まりました。ちょっと頭を手で触ると水かきに触れました。結構重かったです。
船は鳥に囲まれまるでヒッチコックの映画「鳥」を連想しました。僕はこの映画は見たことがありません。でもきっと人が鳥に囲まれるんだろうなあと思いました。
集まってきた鳥たちは人を攻撃することはありませんでした。それでも周りの乗客のおば様たちが「ギャー」とか大声で叫んで怖がりながらも「かっぱえびせん」をあげ、楽しんでいる様子でした。
【野生の生き物へのエサやりについて思うこと】
賛否両論あると思います。
僕は野生の生き物にエサをあげたいとは思いません。それは、野生の生き物が自力でエサを獲る能力を奪いかねない行為だと思うからです。
厳冬期、エサ不足の時にあげるエサならいいという意見はあります。日本ではパンとかこの遊覧船のようにかっぱえびせんとかあげるのが主流かなと思います(ひまわりの種とか鳥のエサをあげる人もいるようです)。ヨーロッパでは、カロリーを補うための特製のエサを作ってあげるという話は聞いたことがあります。
人間の食べるものをあげるのはよくないという意見もあります。確か塩分過多で鳥の体に負担がかかるという話も聞いた覚えがあります。でも一方「かっぱえびせん」をあげて鳥たちが体調を崩し、鳥の数が減ってしまったという話は聞いたことがありません。この意見に対しては科学的な知見があれば(よく探したらそのような研究はあるのかもしれませんが)より信憑性があると思います。
確かに楽しいと思います。自分の手からエサを獲ってくれ近寄ってくれるカモメたちと遊べたら。僕も昔友達が松島の遊覧船に連れていってくれたことがありました。僕もエサをあげました。カモメたちがわんさか寄ってきてくれて、ちょっと怖かったけど楽しかった経験があります(今はもう松島の遊覧船からエサをあがることができなくなったみたいですね。それは、増えたカモメたちの糞で景観が損なわれ始めたからだそうです)。
ただその時は、今みたいに鳥についてもよく知らず、ただの楽しみであげていました。
でも今は、僕は野生の生き物は野生のままそっと見守ってあげたい、と思っています。
カモメが船と並走して飛んでいました。いい天気で明るかったこともあり、何かCGで作ったような画像が撮れました↓↓↓ キレイな写真だと思います。でも僕はちょっと悲しい気分になりました。かっぱえびせんを食べるカモメ類やトビたちに不自然さを感じざるを得ませんでした。ただ、少なくとも彼らは生きるために必死で貪欲だということ、そう思いました。
Il y avait beaucoup de goélands qui se rassemblaient au bateau. Ils venaient prendre de la nourriture que des passagers donnent. C’est une attraction pour le plaisir des passagers. On peut acheter de la nourriture au guichet. Cette nourriture est Kappa Ebisen, snack japonais que l’on mange et peut acheter couramment dans les supermarches.
Mais franchement, je n’avais pas du tout de donner cela. Car je pense que cet acte permettra de priver des oiseaux une capacité de prendre de la nourriture dans la nature pour survivre dans la nature. Donc, les oiseaux qui volaient à côté du bateau m’ont rendu un peu triste. Mais j’ai pensé aussi que les oiseaux vivaient désespérément et avidement, c’est tout.
Qu’en pensez-vous ?