今朝、南禅寺の奥之院に行ってきました。
その場所は、何だかとても神聖な空気が流れ、僕は身が引き締まる感じがしました。そしてさほど町からも遠くないけど、とても山奥に来た感じがしました。大きな杉の木が立ち、苔むした風景。ちょっと「高野山の奥之院」にも似ているなと思いました。そしてとても静か。聴こえるのは鳥の声くらい。昔の人は山に入ると不思議な力をもらえると考えていたようですが、ここでもその何か「不思議な力」をもらえそうな気がしました。
僕が着いた時は、ご住職らしき方が社に火を灯し、法螺貝を吹き、般若心経を唱えていました。そこは本当に「神聖な場所」と感じざる得ませんでした。
Ce matin, j’ai visité le temple zen représentatif à Kyoto ” Nanzen-ji “. Ce temple bouddhiste est connu pour ses érables rouges appelés ” Kôyô ” en japonais. Il y a beaucoup d’érables là. En ce moment, c’était un peu trop tôt pour admirer le “ Kôyô “, mais ça a commencé quand même ! En plus, il y avait beaucoup de visiteurs qui venaient regarder le ” Kôyô ” malgré tôt le matin.
紅葉で有名な南禅寺境内。少しずつ色づき始めていました。週末ということもあり、早朝にもかかわらず、紅葉目当てであろう観光客が結構な数いました。
今回の目的地、「南禅寺の奥之院」↓↓↓
En fait, ce que je voulais visiter ce matin, c’est là sur les photos ci-dessous. Cet endroit s’appelle ” Okunoin ” qui se traduit par la ” terre sacrée située au plus reculé ” en français. Vous pouvez y arriver avec 10 mins à pied depuis l’aqueduc de Nanzen-ji.
Mais cet endroit ” Okunoin ” n’est pas trop connu. Il n’y a presque personne. En plus, cet endroit n’est pas marqué non plus dans le guide. Mais, en passant par cet endroit on peut monter le mont Daimon-ji connu pour le feu dans la fête des morts du 16 août, donc pour les randonneurs, cet endroit doit être connu.
D’après moi, je ne connaissais pas cet endroit. Une amie m’a enseigné. Et ce matin je l’ai visité pour la première fois ! J’ai été très impressionné ! On dirait être dans le fin fond de la montagne. Ce ” Okunoin ” était vraiment un endroit sacré et pure, j’ai trouvé.
「南禅寺の奥之院」は、たぶんあまり知られていない場所だと思います。僕も友達に教えてもらって初めて知りました。
ただそこで、今日は週末ということもあると思いますが、大文字山へ登るハイカーの人たちに会いました。奥之院をさらに奥へ進んでいくと大文字山へ登れると言っていました。ハイカーには知られている場所みたいですね。大文字山(五山の送り火で有名)へ登るにはいくつもルートがあるようです。でも僕は、ここにも大文字山へ登るルートがあるとは知りませんでした。
さて「南禅寺の奥之院」は、南禅寺境内の有名な山門や方丈、水路閣よりさらに東の山の中を行ったところにあります。水路閣からは徒歩10分くらいでしょうか?
説明書きには駒道智大僧正(こまどうちだいそうしょう)を祀る本堂・最勝院(現南禅寺塔頭)の奥にある「駒ヶ滝」がその「奥之院」にあたるということです。駒道智大僧正は僧侶です。今から七百数十年前、鎌倉時代に生きた人で、比叡山で修業をし、天台密教の奥義を極めた方(天台密教の教えを体得された方とも言い換えられるかな?天台密教マスターですかね。大阿闍梨様みたいな感じかな?)です。
駒道智大僧正は、最勝院で晩年を暮らされました。彼は亡くなった時(1266年3月3日?)白馬に乗って生身を天空に隠されたという伝説があるようです。そのため(!?)奥之院一帯を「神仙佳境(しんせんかきょう):神や仙人が住む素晴らしい所」と呼び、霊地として崇められているようです。
修行の場でもあり、滝行ができるようです。滝の横には不動明王様が祀られていました。
ただ滝の水量は最近雨が降らないせいで少ないのか、細々と落ちていました。
もちろんここは神聖な場所。遊び半分で「滝行」をしないようにと注意書きがありました。
ちゃんとした装いで滝行は行わなければいけません。「裸で行わないこと!」と図入りで示していました。以前裸で行った人がいた、ということでしょうか?
滝の横の道をちょっと上に登ると洞窟がありました。その中には、大日如来様や厳島弁財天様が祀られていました。厳かな雰囲気がありました。
最勝院。ここに駒道智大僧正様が祀られているようです。ここから歩いて10分くらいのところに「奥之院」があります。
辺りはモミジがたくさんありました。少し色づき始めていました。ここが全部秋色に染まったらどんだけ美しいだろって思いました。またその時期になったら来てみようと思いました♫
参道の途中には大きな杉が崇められていました。
山奥の「奥之院」。とても気持ちがいい所でした。
Je vous conseillerais de visiter l’Okunoin de Nanzen-ji une fois. C’est vraiment un endroit pour sortir des sentiers battus♫