昨日の晩、「鞍馬の火祭(くらまのひまつり)」を観て来ました。
「鞍馬の火祭」は、京都三大奇祭の一つ。もう二つは、今宮神社の「玄武やすらい祭」と広隆寺の「太秦の牛祭」です。ただ「太秦の牛祭」は長年開催をしておらず、京都人でも知らない人が多いという「幻の祭」でもあるようです。
・関連リンク:京都三大奇祭 | Kyo MiReki (chintai-2175.jp)
940年、世の中の平安を願う朱雀天皇の詔(みことのり)により、京都御所にお祀りしていた由岐明神(ゆきみょうじん)を都の北方の守護神として鞍馬へ遷した際、松明や神道具などを携えた行列が約1㎞に及んだそうです。この「儀式」と「由岐明神の霊験」を後世に伝え続けているのがこの「鞍馬の火祭」なのだそうです。
普段は静かな鞍馬の集落ですが、この日は道中を火が灯された松明が往来してとても活気がありました。
火があちらこちらで灯され、ほんと「火祭」でした。
この祭りには全ての住民が参加されているようでした。よそから来た僕はただの見学者です。住民たちの祭りに込めた思いはよくわかりませんでした。やっていることもよくわかりませんでした。ただ「祭り」って、その地域の人たちのもので、生活に根差しているものなんだなって思いました。
Hier soir, je suis allé voir la festival du feu de Kurama à Kyoto. ” Kurama ” est un village situé au nord de la ville de Kyoto. Tous les ans, le 22 octobre, cette fête a lieu.
A l’origine, en 940, cette fête a commencé à l’occaison du transfert de la divinité ” Yuki daimyojin / 由岐明神 “qui avait été dans le palais impérial de Kyoto au Kurama pour le souhait de la paix du pays avec l’ordre de l’empereur (à l’époque, le Japon était en désordre à cause des tremblements de terre ou des guerres civiles). Pour tranmettre ce fait et le puissant de la divinité ” Yuki daimyojin ” de génération en génération, ce festival du feu a commencé. Il est organisé par les habitants du village de Kurama.
鞍馬は自宅からはアクセスが良く、いつか行こうとは思いつつ、人出の多さにいつも躊躇していました。でも一度は見たいという思いが勝ち、昨日、意を決して、生れて初めて「鞍馬の火」」を観て来ました。
行きは叡電・出町柳駅発の18時半くらいの電車に乗りました。割と空いていました♬でも、帰りは、鞍馬駅から電車に乗るための長い、長い行列がありました。1時間くらいは電車に乗るのに待ったでしょうか?結局、自宅に帰ったのが23時くらいになりました。
駅のホーム横↓↓↓や前に、人、人、人。正直多くの人の中で長時間待ち続けるのは疲れました。でも一方、叡電の駅員さんたちが最大限の努力をされていました。長年「鞍馬の火祭」を見る乗客たちを誘導してきた経験がとても生かされていたと思います。電車を待つ列もちょくちょく動き、「長時間同じところで待つ」という精神的にきついことはありませんでした。安全に誘導が行われ、帰りの電車は満員ながらも、無事帰宅することができました🎶 叡山電鉄の駅員さん、ありがとうございました。
四本の鉾も立ちました。祇園祭の鉾とはまた形が違います。こちらが鉾の原型という感じでしょうか?
きれいな月も浮かんでいました♫
各お家のお宝を軒先に飾っていました。
鞍馬寺山門前。ここにお神輿が降りてきます。鞍馬の男性の元服の儀式である「チョッペン」が行われます。「チョッペン」とは、成年を迎える鞍馬の男性がお神輿の担ぎ棒の先端に足を逆さ大の字形にぶらさがる儀式です。
ただ見学者は鞍馬山門前に立ち止まって見学できません。狭い集落にたくさんの見学者が押し寄せるため、見学ルートは一方通行、基本立ち止まることができないんです。安全上の配慮です。
「鞍馬の火祭」は地元民のもの。見学するためのお祭りではないのですね。「鞍馬の火祭」は940年から地元民によって大切に受け継がれてきた神聖なお祭りなんですね。
Devant les éscaliers pour aller au sanctuaire qui vénère la divinté ” ” Yuki daimyojin / 由岐明神 “. Là où les deux palanquins ” Mikoshi ” avec la divinité sont descendus. Lors de cela, les hommes qui vienent d’atteindre l’âge majeur sont suspendus sur les Mikoshi. C’est la cérémonie de la majeur du village de Kurama appelée ” Choppen “. Malheuresement, les visiteurs de la fête ne doivent pas s’arrêter et continuer de marcher, donc, ils n’ont pas de l’occasion de bien voir cette cérémonie de la majeur. Vous pouvez voir ” Choppen ” dans la vidéo ci-dessous.
Youtube に鞍馬の元服「チョッペン」の動画がありました↓↓↓
Voici le ” Choppen ” , cérémonie de la majeur du village de Kurama dans la vidéo ci-dessous.