78年前の今日、1945年8月6日午前8時15分。一発の原子爆弾が広島の町の上で爆発しました。
Rien ne vaut la paix dans le monde entier, en pensant à Hiroshima atomisée 8h15, le 6 août 1945, il y a 78 ans.
多くの方の命が一瞬で消えました。その年の終わりには約14万人の方が亡くなりました。
そして今も原爆の後遺症で苦しんでいる「被爆者」の方が、全国で11万3649人(2023年3月末時点)います。
被爆をしたのは人だけではありません。
アオギリという木も被爆しました。そのアオギリは、大やけどを負いながらもその後再び芽吹き、多くの方を勇気づけたそうです。
現在世界中に、多くの被爆アオギリ2世が植樹されています。
以下のリンク↓↓↓に、全国の被爆アオギリ2世の配布先のリストを見ることができます。皆さんのお住まいの地域にも配布させているかもしれませんね。
関連リンク:
・被爆樹木二世の苗木の配付・育成 | 平和首長会議 (mayorsforpeace.org)
・国際・平和活動-被爆アオギリ二世|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) (univcoop.or.jp)
【二条城の被爆アオギリ2世】
二条城の「被爆アオギリ2世」は2013年に植樹されました。同じ年に、フランスのマラコフというところにも「被爆アオギリ2世」が一本植樹されたそうです。
東大手門を抜け、右手にある番所の裏あたりに「被爆アオギリ2世」が生えています。
今年でちょうど植樹から10年になるんですね。
僕はこの8月6日には、どうしても「二条城の被爆アオギリ2世」を紹介したくなります。
この場所は、二条城を訪れたほとんどの観光客が通る場所です。
ただ、僕が見る限りでは、足を止める人はあまりいないようです。ちょっと残念な気がします。
二条城を訪れた時は、是非「被爆アオギリ2世」の前で足を止めていただきたいと願います。
Un Parasol chinois ou un Arbre de phénix (“Aogiri / アオギリ” en japonais) pousse dans l’enceinte du château de Nijô . Il est un des enfrants des Aogiri irradiés à Hiroshima. A 8h15 le 6 août 1945, une bombe atomique fut larguée à Hiroshima. Jusqu’à la fin de l’année, environ 140 000 personnes sont décédées à cause de cette bombe. Même maintenant, il y a environ 113 649 personnes qui souffrent en tant que ” Hibakusha ” au Japon. L’âge moyen des Hibakusha est 85, 01 ans. Au future proche, on craint qu’il n’y aurai plus de survivant qui pourraient transmettre directement ce drame. Donc, c’est nous qui devons apprendre bien cette tragédie et la transmettre à la prochaine génération.
En plus, cet Aogiri du château de Nijô est également un ” conteur ” qui nous transmet la tragédie de Hiroshima.
苗木だった(はず)のアオギリは10年経った今、ずいぶん大きく生長したようです。
種も毎年たくさんつけています♬ その種は「平和の種」に違いないと思います。その種が芽吹き、世界中が平和になれる日が、早く来ますように。
【アオギリのうた】
Le chant d’Aogiri
Cette chanson a été écrite et composée par une fille de Hiroshima à troisième année de l’école primaire (9 ou 10 ans alors ) en 2000. L’année 2000, la municipalité de Hirohima a lancé le concours sur ” la chanson d’Hiroshima pour la commémoration du millénaire. Et, cette chanson a été séléctionnée en tant que Grand Prix. Dans cette chanson, le souhait de la paix et l’amour vers Hiroshima sont chantés. A la fin des paroles de cette chanson, est chanté ” Hiroshima souhaite juste une chose, c’est les sourires des gens du monde entier “. Moi aussi, je souhaite cela. J’ai pleuré quand j’ai écouté cette chanson. Dans la vidéo (lien ci-dessous), c’est elle même qui a créé cette chanson apparaît ! En ce moment, elle est devenue adulte, et elle est devenue chanteuse professionnelle. Elle s’appelle MORIMITU Nanase :Instagram→ https://www.instagram.com/nanase_8585/
森光七彩(もりみつななせ)さんは、小学校2年生の時、この「アオギリのうた」を作詞・作曲しました。
広島市が2000年に、ミレニアム事業として、「広島の歌」を公募、グランプリを受賞したのが、この曲でした。
曲の最後に 「広島のねがいはただひとつ せかい中のみんなの明るい笑顔」と歌っています。
「アオギリのうた」は、広島平和記念資料館の裏に移植された「被爆アオギリ」の前(下の動画↓↓↓の場所)で自由に聴くことができます。
下の動画↓↓↓の方は、森光七彩さんご本人です。今は広島でフリーアナウンサーやシンガーソングライターとしてご活躍されているそうです。
・関連リンク:森光七彩 Official Website | フリーアナウンサー&シンガーソングライター (morimitsunanase.com)
「アオギリのうた」(歌詞)
電車にゆられ 平和公園 やっと会えたね アオギリさん 小学校の校庭の木のお母さん
たくさん たくさん たね生んで 家ぞくがふえたんだね よかったね
遠いむかしのきずあとを 直してくれるアオギリの風 遠いあの日のかなしいできごと
資料館で見た 平和の絵 いろんな国の 人々や 私がみんなが考えてゆく広島を
勇気をあつめちかいます あらそいのない国 平和の灯(ひ)
遠いむかしのできごとを わすれずに思うアオギリのうた これから生まれてゆく広島を大切に
広島のねがいはただひとつ せかい中のみんなの明るい笑顔
【アオギリの語り部】
Il y avait une femme de Hiroshima qui s’appelait NUMATA Suzuko. Elle perd un pied et le moral après avoir irradié. Mais, elle décide de vivre quand elle voit un Aogiri irradié bourgeonner de nouveau. Par la suite, elle a consacré sa vie pour communiquer le drame d’Hiroshima et le respect de la paix en faisant des conférences avec une grande énegie.
Il y a un film dont le thème est la vie de NUMATA Suzuko. Il semble que l’on ne peut pas vendre le DVD de ce film. Mais si on souhaite jouer ce film au public, on pourra louer ce film.
沼田鈴子(1923-2011)さんという一人の女性の方がおられました。
原爆で片足を失い、生きる気力を失った時、同じように被爆したアオギリに出会います。
そのアオギリが芽を出し、再び生きていく姿を見て、ご本人も生きる気力を持ったそうです。
生涯、広島のことを語り、平和活動をされた方です。
沼田鈴子さんの生涯をテーマにした「アオギリにたくして」という映画があります。
この映画のDVDは一切発売も配布もしていないそうです。
でも、自主上映という形で見ることはできるようです。今は、ZOOMオンライン上映会もやっているそうです。上映会の一つ一つが平和の種まきになることを願いながら。
僕は一度この映画を見たことがあります。実体験に基づく物語はとてもリアルでした。今もまざまざと思い出すシーンがあります。もう誰も悲しい思いはしてほしくない、と思いました。
・関連リンク:映画「アオギリにたくして」公式WEBサイト – たくさんの子どもたちに被爆体験を語り感銘を与えてきた、被爆者の故・沼田鈴子さんをモデルに被爆者の数奇な人生を描いた作品です (aogiri-movie.net)
末尾になりましたが、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りします。
【二条城】
・二条城 世界遺産・元離宮二条城 (kyoto.lg.jp)