昨日、京都御苑で、「ムラサキホコリ(ムラサキホコリ科)」と思われる変形菌(粘菌)を見つけました。
松の切り株に生えていました。わさわさと生えていて、先っちょに円筒形の部分があり、面白い形をしていました。僕はとても興味をそそられました!
大きさは2㎝くらい。円筒形の部分は、子嚢(しのう:胞子を収める器官)と呼ばれる器官のようでした。
ちなみに、ムラサキホコリは梅雨から秋にかけて朽ち木に生える変形菌のようです。割とよく見られる変形菌みたいです。
また最も一般的な変形菌の一種で、理科の教科書や子供向け図鑑には必ず載っているのだとか。そういえば見た記憶があるといったらあるし、ないといったらないし(笑)。
一見「きのこ」のようでした。でもこれは、キノコとは全く違う生き物なんですね♬ (「きのこ」と平仮名表記している場合は、いわゆる目に見える傘をもった部分を示しています。「キノコ」とカタカナ表記をしている場合は、菌糸を含めた全体を示しています。要は「きのこ」と「キノコ」は区別して記述するようです。)
Hier, dans le parc du palais impérial de Kyoto, je suis tombé sur des Stémonites bruns foncés (en latin ” Stemonitis fusca “, en japonais ” Murasaki hokori / ムラサキホコリ”) ou l’espèce semblable. C’est une espèce des myxomycètes. Sa hauteur n’était qu’à peine environ 2cm. J’ai aimé sa forme comme un champignon. Mais il n’est pas le champignon. Il semble que le monde des myxomycètes est très intéressant !
【変形菌(粘菌)って何?】
簡単に言うと「アメーバ―とキノコが合体した生物」みたいです。
でも、動物でもなく、植物でもなく、キノコでもない生き物。
「変形菌」というまた違う分野の生き物みたいです。「変形菌」は「粘菌」ともいいますね。
「変形菌」は3段階に体が変化するようです。第一形態は「単細胞のアメーバーの体」、第二形態は「多核(多細胞)アメーバ―の体(変形体)」、第三形態は「きのこ(子実体)の体」。
第一、第二形態の時は、アメーバーのように動きます。ゆっくりだけど移動します。そして細菌などを捕食します。
第三形態の時は、「きのこ」に変わります。すなわち胞子を出す「子実体」に変わります。
有名な生物学者、南方熊楠も変形菌の権威だったそうです。
【京都御苑】
・HP:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (FNG.OR.JP)
・24時間公園内に入ることができる。無料。
・苑内の生き物の採取は一切禁止。
・敷地面積は約90ヘクタール。
【おすすめ変形菌図鑑】
日本で見られる約250種類の変形菌(粘菌)をきれいな写真で紹介している図鑑です。
僕も持っています。いろんな形、いろんな色を持った変形菌の世界がこの図鑑につまっています。見てるだけでワクワクします♬
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