今日は朝からいいお天気です。
朝7時前に、京都御苑の名物シダレザクラを見に行ってきました。
京都御苑の名物シダレザクラとは、「近衛(このえ)のシダレザクラ」と「出水(でみす)のシダレザクラ」です。
満開でした。とても美しかったです。朝早くは、朝日が桜を照らします。桜が光ります!1日の始まりに、こんなキレイなサクラを見れて、嬉しかったです。近くで見ると、桜のシャワーを浴びているようでした。「桜の朝シャン」。
僕は毎年見に来るのですが、今年もきれいに咲いてくれて、とても嬉しかったです♪
今日は日曜日で、お天気もいいこともあってか、朝から多くのアマチュアカメラマンや犬のお散歩の人、ジョギングしている人などが、「名物シダレザクラ」の前にたくさん集まっていました。
En ce moment, dans le parc du palais impérial de Kyoto, des cerisiers pleureurs sont en pleine floraison.
Il y a deux lieux où vous pouvez admirer les cerisiers pleureurs dans ce parc. C’est ” Cerisiers pleureurs de Konoe ” et ” Cerisiers pleureurs de Demizu ” La variété de ces cerisiers fleurit le plus tôt parmi toutes les variétés de cerisiers qui plantent dans le parc (il y en a plusieurs variété dans ce parc).
J’y suis allé admirer ces cerisiers pleureurs ce matin tôt, vers 7 heures du matin. Quand j’y suis arrivé, il y avait déjà beaucoup de monde qui venaient les admirer et prendre en photo. Les Japonais aiment vraiment le cerisier ” Sakura “.
・「近衛(このえ)のシダレザクラ」
京都御苑(総面積約90ha)の北西部、五摂家の一つ「近衛家」の邸宅跡に生える約60本のシダレザクラを「近衛のシダレザクラ」と呼んでいます。
【五摂家(ごせっけ)とは】
近衛家、鷹司(たかつかさ)家、九条家、二条家、一条家のことを指します。この五摂家は公家(くげ:天皇家に仕えた者)の中で一番位が高かったお家です。この五摂家から歴代、摂政(せっしょう : 天皇が幼かったり、女性であったとき、代わりに政治を行った者、またその役職)や関白(成人した天皇のサポートをした者、またその役職)が選ばれました。この五摂家は元々は、藤原鎌足(614‐669)を祖とする「藤原家」の一族です。
「藤原家」は平安中期、藤原道長(966‐1027)、頼通(よりみち 992‐1074 :平等院を建立した人)親子の時代に栄華を極め、天皇に仕えながらも権力を我が物にしていました。早い話、日本を支配していたのですね。
1867年12月9日の「王政復古の大号令」で摂政・関白の制度が廃止されます。しかし、現在も、五摂家の子孫たちは活躍されており、例えば、近衛家の現当主(第31代目)近衛忠輝氏は、日本赤十字社の名誉社長をやられてるそうです。ちなみに、彼の実の兄は、第79代内閣総理大臣、細川護熙氏です。
五摂家についての分かりやすい説明が次のサイトにあります→https://rekishi-style.com/archives/562
・出水(でみず)のシダレザクラ
京都御苑の南西部、宗像神社の北側に生えています。この「出水のシダレザクラ」の樹齢は80歳くらいだそうです。シダレザクラの平均寿命が約300年といわれているので、このシダレザクラはこれからまだまだ大きく生長していくのでしょうね♬
正直、写真を撮るとき、他に多くの人が写真を撮っていたので、邪魔にならないよう気を使いました。ちょっと疲れました。
みなさん「いい写真」を撮りたい、僕もそうです。結構、そんなんで、場の空気が張り詰めてるのを感じました。
ほんとうは、誰もいない時、桜を独り占めできたらいいのになあなんて思います。でも人気の桜はなかなかそういうわけにはいきませんね♬
ただほとんどの方はマナーを守って静かに写真を撮っていらっしゃったので、僕も落ち着いて写真を撮り、花見を楽しむことができました♫
一方、下の↓↓↓注意書きが設置されていました。この注意書きのおかげか、幸いに僕はここで花見をしている人は見たことがありません。この注意書きが設置されたのは、きっと昔、ここで花見をしていた人がいたんだろうなって思いました。
【京都御苑の桜について】
京都御苑が公園として整備されたのは戦後(1945年以降)だそうです。この時、苑内にある多くの桜が植栽されたそうです。
そのため京都御苑内には、巨木や古木に類する「桜」は生えていません。
またなぜか苑内には、日本全国の桜の80%を占める「ソメイヨシノ」は一本もありません。
【京都御苑】
・HP:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (FNG.OR.JP)
・24時間公園内に入ることができる。無料。
・苑内には四季を通じて、700種類以上の植物が生息している。
・苑内の生き物の採取は一切禁止。
・敷地面積は約90ヘクタール。
【おすすめ図鑑紹介】
僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生物にする価値がある図鑑だと思います。
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【牧野富太郎博士の生涯がドラマ化!NHK連続テレビ小説「らんまん」】
2023年4月3日(月)から始まるNHK連続テレビ小説「らんまん」は、牧野富太郎博士の人生のお話です。この放送で多くの方が牧野富太郎博士のことを知っていただけると思うと、僕はとても嬉しいです♪
なぜなら僕は小学生のころから、牧野富太郎博士のことを尊敬しているからです。僕が植物好きということもあるのですが、生涯、自分の好きなことを追求し続けた博士の生き方に強い憧れを持ったのです。
・関連リンク:らんまん – NHK(ドラマの詳細、キャストなどが見られるNHKの公式ページです)
・連続テレビ小説「らんまん」高知局応援ページ|NHK高知放送局 (nhk.or.jp)
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