京都には鹿が住んでいます。野生の鹿です。
お昼前、高野川・馬橋付近を散歩していると6頭(写真では1頭がフレームの外にいます)の鹿たちがエサの草を食べていました。
この近くの山(五山の送り火の「妙法」の東山・西山、三宅八幡宮の裏山、西明寺山)に住んでいるみたいです。時々川へ降りてきてエサを食べているのを見かけます。
今年の7月17日、大雨の翌日、馬橋を通ると川の中で小鹿が亡くなっていました。溺れてしまったみたいです。前日に増水した川の岸、立っているのもやっとなくらいの残された狭いスペースに小鹿が取り残されているのを僕は見ました。どうなったか心配でした。その小鹿は力尽きてしまったのでしょう。人づてに聞いた話によると、この小鹿の親たちも必死に小鹿を助けようとしたみたいです。でも無理だったみたいです。
亡くなった小鹿を見かけたその日に市役所に電話しました。その日のうちにその小鹿は回収されたようです。
一方、鹿は人の生活に害を及ぼしてる事実もあります。林業や農作物の被害など。鹿も生きるのに必死なのでしょう。
自然は優しくも時に厳しいです。
そこに住んでいる鹿の家族は割と人間には慣れているみたいで、いつも見かけるたびにゆっくりエサの草を食べています。時には川の中を列になって進んでいるときもありました。そんな光景に人は惹かれ、立ち止まり、カメラを向け、癒されるのです。僕も今日出会った鹿の家族にだいぶ癒されました。
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