今、二条城の堀に、「ハシビロガモ(カモ科)」が越冬しています。
写真のハシビロガモはオスです↓↓↓
ハシビロガモは、秋に日本にやってきて、春に去っていきます。京都ではそんなに数は多くいないみたいです。
写真手前はメスです↓↓↓
クチバシの先が広くなっているのが特徴です↓↓↓英語ではシャベルを表す「shoveler」の名で呼ばれています。このシャベル状のクチバシを水に突っ込んで、水中のプランクトンや植物類を濾して食べます。まるで「クジラ」みたいな食べ方ですね。
ハシビロガモは栄養が豊富な水を好みます。夏には「藻」が大量発生するような二条城の堀は彼らのお気に入りの場所のようです。
堀の「水」はあまりきれいとは言えません。透明度が低いです。そんな「水」を好むこともあり、「ハシビロガモが住むところ」は「あまり水がきれいではないところ」を示す一つの指標になっているそうです。
水の澄んでいる「鴨川」や「高野川」では滅多に「ハシビロガモ」を見かけることがないそうです。
「バードウォッチング」は二条城のもう一つの楽しみ方です。
「二条城」に直接電話で聞いたところ、「何種類の鳥が生息する」かという調査は行われておらず、具体的な種類数はわかりませんでした。しかし、お堀をはじめ、城内の梅、桜などに様々な鳥たちが来るみたいです。
城内に入るには「入城料」が必要ですが、機会を見て「二条城の鳥たち」を観察してこようと思っています。
「二条城のもう一つの楽しみ方1」の記事はこちらから→https://kyoto-taketo.com/2021/01/28/oiseau-34/
京都・二条城にて。
【二条城】
開城時間:8時45分~16時(閉城 17時)
入城料 :1030円(一般・入城料/二の丸御殿観覧料)等
アクセス・休城日などはHPをご確認下さい→https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
おまけ:
日本では約30種類のカモの仲間が見れるそうです。そんなカモを網羅した図鑑、その名も「日本のカモ識別図鑑」というものが存在します。ご興味ありましたら、画像をクリックしてみてください↓↓↓本の詳細を見ることができます。
「カモハンドブック」というなるものもあります。
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