伏見区、新高瀬川沿いにある蔵元「松本酒造」の前に菜の花が咲いていました。
僕は毎年この「菜の花と酒蔵」の風景を見るのが楽しみなのです♪
今年は去年より咲くのが遅い気がしました。それに菜の花の株も減っていました。
それでもこの景色、やっぱりきれいやな~!!
「松本酒造」は1791年に創業された酒造会社です。
1922年に建てられた酒蔵とレンガ建築物の倉庫と煙突は月桂冠大倉記念館、十石船などとともに「伏見の日本酒醸造関連遺産」として2007年に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されています。
「近代」とは明治維新から太平洋戦争終結までの時代(1868~1945)を指すことが多いみたいです(「近代」の年代区分は諸説あるようです)。
日本は、この「近代」に「サムライの時代(封建社会)」から「西洋化の時代(資本主義化、産業化、民主化)」へ大きく時代が変わりました。その時代に建てられた建物、機械、文章などを「価値ある遺産」として認定したものが「近代化産業遺産」です。目的は、これらの「遺産」を「地域活性化に生かす」ことです。
京都では、「琵琶湖疎水」も「近代化産業遺産」に認定されています。
「近代化産業遺産」は、計66テーマ、1115件認定されているようです。詳しくはこちらをご参照ください→近代化産業遺産 – Wikipedia
今の日本があるのも、この時代のご先輩方の努力の賜物だと思います。感謝。
【松本酒造】
HP : 松本酒造株式会社 (matsumotoshuzo.com)
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