今朝、京都に雪が積もりました。
この冬一番寒い朝、銀閣寺に行って来ました。
銀閣寺は銀世界の中。とっても美しかったです♪
朝9時の開門前から十数人が並んでいました。
きっと同じ時間の「金閣寺」では、もっと人が並んでいたことだろうと思います。
きらびやかな「雪の金閣寺」もいいですが、渋い静寂な「雪の銀閣寺」もまたいいものですね♬
去年の年末に撮った「雪の金閣寺」の写真はこちらから→雪の金閣寺 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
【雪の植物たち】
Plantes sous la neige dans l’enceinte du temple ” Pavillon d’argent “.
【歴史】
「銀閣寺」は禅寺です。正式には「東山慈照寺(どうざん じしょうじ)」といいます。
1482年、第8代室町将軍・足利義政(1436-1490)により造営が開始され、1490年に完成しました。
一般には、義政は、ドロドロした政治の世界から身を引き、静かに暮らすための「お家」として銀閣寺を建てたといわれています。
でも実際は、亡くなるまで政治に関わっていたみたいですね。それは「お家」を建てるための莫大な資金を集めるためでした。「お家」を建てるための「臨時課税」を行ったのですね。政界から引退したら税金も徴収できなかったでしょうしね。
義政はこの「お家」で、茶道、華道、香道などの文化をこよなく愛しました。そして現在も息づいているこれらの文化は、義政から始まったと言っても過言ではないみたいですね。
義政は、建築中の銀閣寺に1483年から住み始めたと言います。しかし完成を見ることなく亡くなりました。
彼が亡くなった後、銀閣寺は禅寺になりました。
敷地内にあった12の建物のうち2つが現存します。
東求堂(とうぐどう)と観音堂(かんのんどう)です。
500年以上の建物です。よく500年も風雪に耐え、今日の僕の目に映ってくれました(どんだけ上から目線やねん!)。感動!
銀閣寺といえばその「観音堂」が頭に浮かびますね。
「錦鏡池」に写る「雪の観音堂」が素晴らしく美しかったです♪
裏山を登ると「銀閣寺」と京都市内、遠くには愛宕山が一望できます!
雪の京都、最高でした!
季節により風景は変わります。
僕はこの景色を、ガイドとしてお客さんをご案内したり、一人できたりと何回も見ていますが、何度見てもいいですね。僕の大好きな京都の景色の一つです♪
【銀閣寺】
HP : 銀閣寺 | 臨済宗相国寺派 (shokoku-ji.jp) : 日本語
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