ショクダイオオコンニャクの標本　京都府立植物園

京都府立植物園の温室で今年の７月１６日に開花した「ショクダイオオコンニャク」が標本になりました。

下の写真は、開花中のショクダイオオコンニャクです↓↓↓

高さが２３０㎝、直径が約１３０㎝ありました。すごく大きくて感動しました！

府立植物園で栽培をし始めて２８年、念願の開花でした！

ちょうど開花した日に見に行きました。その時のブログ記事がこちら→ショクダイオオコンニャク 「世界一大きな花」開花！ 京都府立植物園 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)

そのショクダイオオコンニャクの標本ができるまで、４８日かかったそうです！

僕は小学生のころ、「植物標本」をよく作っていました。

新聞紙に採取してきた植物を挟み、重石をのせて、次の日新聞紙を取り替える。

植物が乾燥したら台紙にテープでとめてラベルを貼ってできあがり。

ショクダイオオコンニャクの標本も基本同じように製作していました。

水分が多い部分は取り除いたりと、工夫はしていました。

普通の植物だったら一週間ほどでできると思うですが、やはり大物、ショクダイオオコンニャクの標本製作日数、４８日！はすごいです。

それだけ大きくて、水分も半端なくあったということだと思います。

カビが生えないようにエタノールで拭いたりするなど、ほんと根気がいたと思います。

僕は自分が標本製作をした経験があるので、製作された方の努力がわかる気がします。

もう尊敬に値します！

素敵な標本を見せていただいて、ありがとうございました！

【大切なこと】署名のお願い ～京都府立植物園が危ない！～

一度次のページを覗いていただけないでしょうか？→　キャンペーン · 京都府立植物園が危ない！「生きた植物の博物館」の存続にあなたのお力をお貸しください！ The Kyoto Botanical Gardens are in danger! · Change.org

京都府立植物園は、植物園のある「北山エリア」の再開発計画により、存亡の危機にあります。具体的には、植物園の一部を壊し、商業施設などを建設、そして人の出入りが自由にできるようにする、園内の大広場を野外コンサート場として使用するなどです。

「植物園」が「公園」になろうとしています。

そうなると、貴重な植物の管理、展示も難しくなることも懸念されるそうです。

僕としては、静かで憩いの場である「植物園」が人の声のするにぎやかな「公園」になることに憤りを感じます。

いつ行っても、静かで気持ちが安らぐ、そんな京都府立植物園が僕は大好きです。

【京都府立植物園】

京都府立植物園は1924年に開園した日本最古の公立総合植物園。今年で97年目。

総面積：約240 000 ㎡
植物の種類：約12 000 種類

【開園時間】午前9時から午後5時まで（入園は午後4時まで）

【観覧温室開室時間】午前10時から午後4時まで（入室は午後3時30分まで）

【休園日】12月28日～1月4日まで

アクセスなど詳しくは公式ホームページをご覧ください→京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens／京都府ホームページ (pref.kyoto.jp)

【植物の名前が知りたい方へ】

道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう？」って思われた方もいるかもしれません。

そんな時は、

専門家に質問ができ、結構早くに返信が返ってくる「エバーグリーン」というサイトが便利だと思います。

ご利用手順は簡単です↓↓↓

１.   サイトを開き（クリック）→https://love-evergreen.com/
２．サイトに登録（無料）。
・登録後は「マイページ」がサイト上に自動で作成されます。
３．「マイページ」を開き、サイト上の「Ｑ＆Ａ」より「質問」と「知りたい植物の写真」を投稿します。
４．割と短時間で専門家の方の返信が来ます。

僕もよく利用します。返信内容は的確で、信用できると思いました。

アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思いました。

【おすすめ図鑑紹介】

僕の愛用している「学生版 牧野日本植物図鑑」です。この図鑑にある、牧野富太郎博士が描いた植物たちの絵が緻密で、素晴らしいです。一生物にする価値がある図鑑だと思います。

ご興味あれば下の画像をクリックしてください↓↓↓　購入（Amazon）することもできます。

ショクダイオオコンニャク 世界一大きな花 京都府立植物園 標本