今朝、カリガネソウ(シソ科)を見に行きました。
カリガネソウは、京都府では「準絶滅危惧種」に指定されている貴重な植物です。
花は2㎝くらいの大きさです。8~9月に淡い青色の花をつけます。
花の形が独特です。カモの仲間の鳥「雁(がん・かり)」に似ているのでその名がついたそうです。
ちょうど今、たくさん花をつけていました。つぼみもまだまだあったので、これからもうしばらくは花を楽しめそうでした♬
「カリガネソウ」が見れる場所は、京都府乙訓(おとくに)郡大山崎町、天王山のふもとの神社・小倉神社に流れる、久保川のほとりです。
大山崎町といえば、サントリーウイスキーの工場のあるところです。京都から大阪に行くとき、JR線沿いにその工場は見えます。
自宅からチャリで片道2時間くらいかかりました。
京都府の乙訓(おとくに)地域では、ここと、小塩山(おしおやま)の二か所に「カリガネソウ」の群生地があることで知られています。
小塩山のブログ記事はこちら→ギフチョウとカタクリ 「春の女神」に会えました! とても嬉しかったです!! 小塩山 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
カリガネソウには、たくさんのスズメガが蜜を吸いに来ていました。
高速で飛びながら、花から花へ、器用に長い口吻(こうふん:蜜を吸うための長い管状の器官)を伸ばし、蜜を吸っていました。
スズメガさんたち、忙しそうに飛び回っていましたが、大好きな花の蜜を吸い放題 ! なんだかうれしそうでした。
カリガネソウはシソ科の植物なので、葉をもむと匂いがします。
ちょっと嗅がしてもらいました。
匂いは強く、香ばしい感じ。お世辞にもいい匂いではありませんでした。
クサギの葉の匂いに似ていると思いました。
この匂いのおかげで鹿は食べないのだそうです。
地元の方による「保全活動」も続いているようです。
これからも毎年、きれいなお花を咲かせて下さいね♬
【小倉神社】
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