京都・嵐山にある禅寺、天龍寺の紅葉が見頃を迎えていました。
紅葉狩りで人気な京都のド定番の名所の一つです。
平日にもかかわらず、コロナにもかかわらず、多くの観光客が紅葉を見に来ていました。
このブログでは「観光では目がいかないもう一つの京都」をテーマに毎日お届けしています。しかし、今日はどうしても「天龍寺の紅葉」を発信したかったのです。
フランス語の全国通訳案内士(観光ガイド)をしていることもあって、よく天龍寺にはお客様をお連れしています。そんな中で、「紅葉の天龍寺」のイメージがお客様にはすでに印象にあって(事前のガイドブックなどを見て)、実際来てみてイメージと違うということもあったのです。そりゃあ秋以外の季節に来たら「紅葉の天龍寺」は見れません。
せめて、このブログを通して、「紅葉の天龍寺」を楽しんでいただきたいと思い、今日は「天龍寺の紅葉」をお届けしています。
関連リンク:世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ (tenryuji.com)
怒涛の写真アップ、ご覧ください!!!↓↓↓
天龍寺は1339年に建立された臨済宗の禅寺です。
お堂は8回も焼けていて建物は創建当時のものは残ってはいませんが、お庭は創建当時の姿を残しているといわれています。約700年前のお庭ですね。ちなみに夢窓礎石(むそうそせき:1275‐1351)が作ったお庭だといわれています。彼は臨済宗の僧侶でもあったのですね。お坊さんと庭の設計士、二足のわらじを履いていたようです。
大徳寺(同じく京都の禅寺)の塔頭のひとつ「大仙院」のお庭も開祖の僧侶が設計したといわれていますね。
お坊さんが作ったお庭なので、きっと「お庭」をよく見たら「禅」の教えてがちりばめられているような気がします。その「答え」を見つけるのには、ちょいと「座禅」してみる必要があるかもしれませんね。
天龍寺、今が紅葉の見ごろです!
京都・天龍寺にて。
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