京都・鴨川沿いの遊歩道、新幹線の鉄橋の南側に、「ナツメ(クロウメモドキ科)」の木が一本あります。
今、木の上で、実がたくさん生っています。ちょうど実が熟す季節です。
すでに熟して、下に落ちた実もけっこうありました。
僕は、木の上から熟した実を取って、食べてみました。
味は、レーズンみたいな味をしました。ほんのり甘かったです。でも後で、「苦み」が来ました。もう少し熟した実の方が美味しかったのかな?
実際は、生で食べることはあまりないらしいです。
実は乾燥させて、お菓子に使ったり、また生薬として重宝されるそうです。
シロップ煮(コンポート)やナツメ酒(実を焼酎につけて作る酒)も人気があるみたいです。
ナツメは、美肌、冷え性、胃腸を整える、精神安定、不眠などに効くそうです。
また、中国のことわざで「なつめを1日3個食べたら歳をとらない」と言われるほど、老化防止に効くそうです。
ナツメは、中国や西アジアが原産です。本場は中国で、中国北部では古くから栽培されているようです。
日本での歴史も古く、奈良時代以前に日本へ来たそうです。
童謡「あのこはたあれ」にも、「なつめ」がでてきます。
「あの子はたあれ たれでしょうね。なんなんなつめの花の下…」
Le lieu d’origine du Jujubier commun semble la Chine ou l’Asie d’Ouest. Il semble qu’au Japon, cet arbuste a été introduit avant l’époque Nara (710-794). Donc, cet arbuste semble être familier à notre côté depuis longtemps. Par exemple, dans la chanson d’enfants présentée dans la vidéo ci-dessus, on chante ” Natsumé ” (Jujubier commun). Disons que tous les Japonais connaissent cette chanson, je pense.
この童謡、誰しもが聴いたことあるのではないでしょうか?
僕は、ずーと「あの子はだあれ だれでしょうね」と濁音だと思っていました。
僕は、今回、「ナツメの実」は見つけましたが、花の咲いている時は気づきませんでした。
どうやら「ナツメの花」は小さくて、目立たないそうなのです。
ただ、昔の童謡の歌詞にも出てくるくらいなので、昔は、身近にある植物だったのかもしれませんね。
どうしても「乾燥ナツメ」が食べたくなり、近くのスーパーに探しに行きました。
しかし、取り扱いがありませんでした。「日本のスーパー」を4件回りましたが、ありませんでした。
ようやく見つけたのが「中国のスーパー」でした!中国人の経営してる、中国製品を扱っているお店です。さすが、「ナツメの名産地」中国です。
一袋が450gあって、たくさん数の「乾燥ナツメ」が入っています。小さい袋の商品はなかったので、この大きい袋の「乾燥ナツメ」を買いました。
味は、「レーズン」みたいで、甘くて美味しかったです!今朝、生で食べた「ナツメの実」の渋さはまるでありませんでした。
保存が効くので、「1日3個」食べて、長生きしようと思います♬
京都・鴨川にて。
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