今朝、京都御苑を散歩していると「アトリ(アトリ科)」を見かけました。
アトリは渡り鳥で、冬にシベリアから日本の富山や山形を経由して各地に移動します。
群れで行動するらしく、時には100万羽以上の群れになるそうです。
アトリは漢字で「花鶏」と書きます。群れでいる様子が花畑のようだということからこの漢字を使うみたいです。
昔は焼き鳥にして食べていたそうです。秋に飛来するアトリは穀物を食べる「害鳥」としてみなされていたそうです。捕獲には網状の狩猟道具の一種、「かすみ網」を使っていたそうです。しかし、「かすみ網」は比較的簡単に鳥を捕獲でき、それが乱獲につながる恐れがあるということで、1947年以降は特別な許可を持った者しか使うことができなくなりました。
京都御苑にはアトリが100~200羽いるそうです。
今日見かけたのは一羽だけでしたが、またたくさん見かけて写真に収めることができたらこのブログで紹介したいと思います。
京都・京都御苑にて。
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