京都・出町柳駅から延びる叡山電鉄沿いに、一つの田んぼがあります。
三宅八幡駅を少し東に行ったところです。
この田んぼは「神餞田(しんせんでん)」と呼ばれています。
5月に、豊作を祈願する「御田植祭」が行われています。
そして、収穫したお米は、豊作の感謝を込めて、下鴨神社と伊勢神宮へ奉納されます。
この「神餞田」は、2010年に、約60年ぶりに、地元の下鴨神社青年会が復活させました。その時の新聞記事がこちらです→下鴨神社青年会 (ujisei.jp)
昔から日本人は、神様の存在を身近に感じ、大切にして、共に生きてきたことを、僕はこの「神餞田」を見て感じました。
そして何より、収穫したお米を奉納し、神様へ感謝することを、大事にしてきたのだと思います。神様のおかげで、生かしていただいているという気持ちでしょうか。
稲穂も順調に成長しているようです。お米たちは、秋の収穫を待っているかのようでした。
下鴨神社・神餞田にて。
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