今朝からいいお天気、青空と太陽、そしてセミたちの鳴き声。
今日は特別な祝日「スポーツの日」ですね。そして20h00からは、東京オリンピック2020の開会式ですね。
京都では、まだまだ祇園祭が続いています。
今日は後祭(あとまつり)の宵山(よいやま)の最終日。本来なら明日、「山鉾巡行」が行われるのですが、今年はコロナの影響で中止になっています。
しかし、伝統と技を後世に伝えるべく、後祭の山鉾10基中6基が、後祭でも立ちました!
【大船鉾(おおふねほこ)】
後祭の山鉾巡行の殿(しんがり)を務める鉾です。
2014年に復興された鉾です。蛤御門の変(1864年:長州藩と会津・薩摩藩との内乱。京都御所の蛤御門あたりで繰り広げられた。この時、戦火が三日間燃え続け、京都の三分の二が燃えたとされる)に焼失して以来、150年ぶりに復活した鉾です。
船の形をしています。
この船は、神功皇后が朝鮮半島での征服戦争(新羅国などとの戦い)に勝利し、凱旋帰国した際乗った船を象っているみたいです。別名「凱旋の船鉾」と呼ばれています。
ちなみに先祭(さきまつり)の船鉾(ふねほこ)は、出陣の時、神功皇后が乗った船を象っているみたいです。別名「出陣の船鉾」。
お腹に「応神天皇」がいたまま、神功皇后は戦い、勝利。凱旋後、無事、応神天皇を出産したため、神功皇后は「安産の神様」として祀られています。神功皇后の御神像も船(船鉾・大船鉾)に乗ります。
今年は、龍頭に金箔が施されました。消失前の姿に近づけるためです。金箔(約10㎤四方)を三千枚使ったそうです♬
龍頭は高さが2ⅿにもなります。金一色に輝いた龍は、とても美しかったです!
【そもそも山鉾巡行はなぜするの?】
それは、町をきれいにするためだそうです。
山鉾は、厄払いの武器でもあり、掃除機的な役割を果たしています。町を巡行して、町にある厄を払い、きれいにするのです。祓った厄を山鉾が吸い取るイメージでしょうか。ですので、巡行が終わったら、吸い取った厄をばらまかないように、即、解体されます。
なぜ町をきれいにするのかというと、それは、八坂神社に普段、鎮座されている、「疫病の神」「災いの神」であるスサノオノミコト、妻(櫛稲田姫命:くしなだひめのみこと)、そして8人の子供たちが神輿に乗って、八坂神社から町に降りてくるときの「道」を「きれい」にするためだそうです。「きれいな道」で喜んでもらうためだそうです。
「町」に降りてくるのは、神様が町の様子をご覧になるためです。人々の繁栄を見てもらい、喜んでもらうためだそうです。
お囃子や踊りをするのも神様に喜んでもらうためだそうです。そうすることで災いが去ると信じられてきています。
「災い転じて福となす」。神様の御機嫌取りが「祭り」の大きな目的なようです。
【Pourquoi on fait les processions des chars dans la fête de Gion ?】
Parce que c’est pour nettoyer la ville ou la purification de la ville de Kyoto.
La procession des chars se déroule deux fois, le 17 juillet et 24 juillet. Le 17, c’est avant que la famille de la divinité des épidémies viennne en ville en montant sur les palanquins. Le 24, c’est avant que cette famille quitte la ville.
On dit que les chars servent d’aspirateur qui aspire le mauvais esprit ou des souillures. Après avoir nettoyé par les chars, les palanquins avec la famille de la diviité des épidémies passent dans la ville propre. Ce faisant, cette famille sera contente. Ces palanquins viennent depuis le sanctuaire de Yasaka. Et puis ils restent pendant une semaine dans la ville. Avant que ces palanquins rentrent au sanctuaire de Yasaka, on nettoye la ville de nouveau par des chars. Et puis, ces palanquins passent encore dans les rues propres pour y retourner. La famille de la divininité des épidémies sera encore contents.
Finalement, à quelque chose malheur est bon. Il semble que l’essance de la fête de Gion est de faire plaisir aux divinités des épidémies !
Soit dit on passant, les chars sont démontés tout de suites après les processions pour ne pas disperser le mauvais esprit aspiré. Les matériaux des chars comme des bois, les roues, les statues, des décorations sont gardé précieusement pour l’année prochaine.