京都にも続々、冬鳥たちがやってきています!
今朝、琵琶湖疎水の一部、夷川船溜(夷川ダムのあるところ)で、冬鳥たちを観察してきました♬
ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモがいました。
まだ飛来数は少ないように思います。また、近くの鴨川や高野川ではほとんど冬鳥のカモ類はまだ僕は見ていません。これからどんどん飛来数は増えるでしょう。冬鳥の鳴き声でにぎやかな自然の風景がまた見れる季節がやってきました!
・関連記事:岡崎疏水十石舟めぐり2026年3月(さくら回廊):琵琶湖疏水の一部である岡崎疏水の内、南禅寺舟溜り乗船場から夷川船溜(夷川ダムのあるところ)までの片道約1.5キロ、往復約3キロを約25分で運航する舟が、毎年春に運航しています。
Ce matin, je suis allé observer des canards qui rentrent en automne à Kyoto à une partie du canal de lac Biwa. Il y avait plusieurs espèces de canard comme le Canard siffleur, le Fuligule morillon, le Fuligule milouin, le Canard colvert. En ce moment, c’est la saison du début pour les migrateurs à Kyoto. Il y aura de plus en plus de canards de jour en jour sur le canal de lac Biwa, sur les rivières de Kyoto comme celle de Kamo, celle de Takano, celle de Katsura par exemple.
Pour moi, c’est une saison de plaisir avec le rencontre des canards migratueurs ! Bienvenue à Kyoto !!
・ヒドリガモ(カモ科)


・キンクロハジロ(カモ科)

ホシハジロ(カモ科)

・マガモ(カモ科)

・琵琶湖疎水

夷川船溜(夷川ダム)

【「琵琶湖疎水」とは何?】
琵琶湖疎水は1890年に完成した運河です。名前の通り、琵琶湖より水を引いています。
琵琶湖疎水には、主に3つの運河があります。大津市観音寺から京都市伏見区堀詰町までの全長約20kmの「第1疏水」、全線トンネルで第1疏水の北側を並行する全長約7.4kmの「第2疏水」、京都市左京区の蹴上付近から分岐し北白川に至る全長約3.3kmの「疏水分線」です。完成より130年以上経っていますが、今も現役で活躍しています。
「琵琶湖疎水」建設の背景には、1869年の遷都(首都が京都から東京に移った)があります。遷都以降、京都は人口も減り、産業も衰えていきます。
そんな京都を盛り上げるため、当時の京都府知事であった北垣国道が琵琶湖疎水建設計画を打ち出します。琵琶湖から京都へ水を引く(運河を作る)計画です。疎水ができることで、①運河を通って人や物の流通をよりスムーズにでき(運河のない頃の京都―大津間の輸送は山を越えないといけなく、かつ人や馬が運んだため大規模な輸送は難しかった)②農業用かんがいを引くこと③飲み水の確保④運河の水の流れを利用した水力発電を可能にすることができると考えたのです。
ちなみに、桜並木で有名な「哲学の道」沿いに流れている運河は、「疎水分線」です。
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