今朝、銀閣寺や哲学の道近くのお寺「法然院(ほうねんいん)」に紅葉を見に行ってきました。
朝6時から開いているお寺です。入山料は無料です。16時まで開いています。
僕は7時過ぎに行きました。まだほとんど参拝客の姿はありませんでした。静かな境内と紅葉を楽しめました。すれ違った参拝客の方たちとは「おはようございます」とあいさつを気持ちよく交わすことができ、僕は嬉しかったです♪
紅葉の見頃はもう少しかなって感じでした。でも境内の静寂さが心地よく、とても落ち着きました♬
藁ぶきの山門は緑の苔で覆われ風情がありました。入り口から覗く紅葉は、まるで一枚の絵のようでした。
Ce matin, j’ai visité le temple bouddhiste ” Hônen-in ” pour admirer son kôyô (feuillage teint de couleurs automnales). C’était tranquille et joli ! Comme ce temple est ouvert à 6 heueurs du matin, pendant le matin tôt, vous pourrez faire une visite calme. En plus, c’est gratuit.
山門をくぐると「白砂壇(びゃくさだん)」と呼ばれる白い盛り砂が見えました。白砂壇は「水」を表してるそうです。砂壇の間を通ることは、心身を清め、浄域に入ることを意味するそうです。
白砂壇の上には、秋らしい模様が描かれていました。ご住職の参拝客へ対するおもてなしの心を感じました。気持ちがよかったです。
模様は崩れたら直すのだそうです。僕が参拝に来た時、ちょうどご住職が直されていました。丁寧に心を込めて直されていました。
仕上げにお水をかけていました。
手水所(!?)にはいつも季節のお花が置かれています。今朝は菊と山茶花でした。山茶花の葉からポタ、ポタと落ちる雫。「ゆっくりでもいいんじゃない!?」なんて言われてる気分になりました。
早朝拝観できるお寺「法然院」、いかがでしょうか?
法然院を参拝後は、銀閣寺に行くのいいし、哲学の道を歩いて南禅寺、平安神宮に行くコースもおすすめです♪
【谷崎潤一郎の墓】
法然院の墓所には多くの著名人が眠っているらしいです。
中でも文豪・谷崎潤一郎(1886-1965)のお墓があることで有名です。
シダレザクラの下に永眠されています。谷崎さんはサクラがお好きだったみたいですね。
墓所には二つの自然石が置いてありました。向かって左の「寂」と書かれた石の下には、潤一郎と妻の松子、右の「空」と書かれた石の下には、松子の妹・重子と旦那がお眠りになっているそうです。
【法然院】
HP:法然院のホームページ (honen-in.jp)
拝観について
拝観時間:午前6時から午後4時まで
行事のないかぎり、本堂前までの参道を開放いたしております。
本堂への入堂はご遠慮いただいておりますので縁側からのご参拝となりますが、
本尊阿弥陀如来像にはおまいりいただけます。
方丈庭園や方丈の襖絵、中庭の三銘椿等のご拝観は、
4月1日~7日と、11月18日~24日の伽藍内特別公開の期間のみとなります。ご了承下さい。入山料:無料(伽藍内特別公開の期間中、伽藍内の拝観は有料となります。)HPより抜粋
【法然院について】
・浄土宗の開祖、法然ゆかりの寺。念仏道場(ひたすら南無阿弥陀仏を唱える修行の場)。
・現在の伽藍は1680年から81年にかけて建てられた。
・現在は単立宗教法人(宗教の組織に属していない寺)。
・1206年、後鳥羽上皇が熊野詣で留守をしている時、上皇に寵愛を受けていた二人の女官(天皇に仕えた女性の役人)、松虫と鈴虫が法然の弟子である、安楽(あんらく)、住蓮(じゅうれん)を慕って出家した。そのことが上皇の逆鱗に触れ、安楽、住蓮は斬首、法然は讃岐の国へ流罪になった。
・松虫、鈴虫の供養塔、安楽、住蓮の供養塔は、法然院より南にある「安楽寺」にある。
・関連記事:かぼちゃ供養 安楽寺 | Taketoの京都ブログ Ma vie à Kyoto (kyoto-taketo.com)
以下のSNSをフォローする