昨日の夕方、二条城外堀をチャリで通っていた時、「ヨシガモ(カモ科)」を見つけました。
写真のヨシガモはオスです。
下の写真を見ると、水面に「ニコちゃんマーク」が写っています!
このヨシガモの目がちょうど水面に写っているみたいです。
偶然に写った「ニコちゃんマーク」。いや~なんか絶対いいことありそうです♩♫
体の後ろにある「三列風切(さんれつかざきり)」という羽がまだ鎌状になっていないように見えます。
羽の感じもまだ完全に生殖羽になっていないようです。エクリプスから生殖羽に換わっている途中のように見えます。
鎌みたいな三列風切が伸びたら、立派な結婚の準備ができたオスということになります。
エクリプスとは、カモ類のオスの羽の一形態を表します。すなわち、繁殖期のきれいな生殖羽が、繁殖期を過ぎるとメスのような地味な羽に換わります。その地味な羽の状態を「エクリプス」といいます。エクリプスのカモ類はまた繁殖期になるときれいな生殖羽に換わります。
これが↓↓↓体の後ろに立派な鎌状の「三列風切」をつけたヨシガモです♬ 結婚の準備万端といったところでしょう?
この写真は、今年の初め、深泥池で撮ったヨシガモです。
ヨシガモは冬鳥です。
オスの頭の光沢のある緑色が宝石みたいに美しいカモです。
頭の形が特徴的で、頭頂部がでぱって、横からみたら「ナポレオンの被っていた帽子」に似ています。そのことから「ナポレオンハット」という異名を持ちます(下の写真↓↓↓を見たらその特徴がわかりやすく確認できると思います)。
カモたちを観察していたら時々羽を大きく広げて万歳ポーズをとります。
その姿が躍動的で僕にはカモたちが喜んでいるように見えます。
でもこの仕草、何の意味があるのでしょうね?
前の冬では、僕は二条城外堀ではヨシガモを確認できませんでした。
京都でヨシガモを見たのは深泥池だけでした。
まさか二条城外堀にヨシガモが来てるなんて思ってもみなかったので、感激しました♬
京都では以前は数が少なかったのですが、近年飛来する数は増えているようです。
外堀にはたくさんのカモたちが来ていました。
この日確認できたカモたちは、マガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ハシビロガモでした。
来年の春に日本を去るまで、この二条城外堀でカモたちを観察できることが楽しみです♬
【二条城】
公式サイト:二条城 世界遺産・元離宮二条城 (kyoto.lg.jp)
【カモ図鑑】
日本では約30種類のカモの仲間が見れるそうです。そんなカモたちを網羅した図鑑、その名も「日本のカモ識別図鑑」というものがあります。
僕も所有していますが、面白い図鑑です!内容は濃く、しかもわかりやすく説明されています。図や写真もとてもきれいで眺めているだけでも楽しくなります!
カモ図鑑の決定版的図鑑だと思います!すばらしい図鑑です。
カモにご興味がある方は是非一冊お手元にいかがですか?おすすめです!!(下の画像をクリックするとAmazonのページへ飛び、購入することができます。)
決定版 日本のカモ識別図鑑: 日本産カモの全羽衣をイラストと写真で詳述
「カモハンドブック」というなるものもあります。
【鳥の名前が知りたい方へ】
「日本の野鳥識別図鑑」というサイト内の「鳥の名前質問コーナー」が便利だと思います。
「鳥の名前質問コーナー」に、調べたい鳥の写真と撮影地、日時を投稿すると、コミュニティの参加者から回答が来るシステムです。
僕もよく利用しています。
リンクはこちら→鳥の名前質問コーナー – 日本の野鳥識別図鑑 (zukan.com)
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