昨日の夕方、京都御苑で「トラツグミ(ヒタキ科)」を見ました。林の中でごそごそと動く鳥影を見つけ、最初は、ツグミかな?と思って写真を撮って確認したら、トラツグミでした!まさかトラツグミに会えるとは思っていなかったので、素敵なサプライズでした♫ しかも2羽いました!
トラツグミは一年中日本で暮らしている鳥(留鳥)です。京都御苑では冬に見られます。山から降りて越冬しているようです。ただ僕は、昨シーズンは会うことができませんでした。今シーズンは会えてとても嬉しかったです♪
トラツグミは「京都府改訂版レッドリスト2021」では、絶滅危惧種に指定されています。前回の「京都府レッドデータ2015」では、準絶滅危惧種指定でした。近年より数が減少していると思われます。
・関連リンク:京都府改訂版レッドリスト2021
体長は約30㎝、ヒヨドリと同じくらいの大きさです。ツグミ類の中では最大の大きさを誇るようです。
Hier soir, je suis tombé sur des Grives dorées (avant son nom était ” Grive dama “. Mais il a changé selon une recheche récente) dans le parc du palais impérial de Kyoto. Il semble que cet oiseau hiverne dans ce parc. A part hiver, il semble qu’il habite dans la montagne. Comme je ne suis pas arrivé à voir la Grive dorée dans ce parc la dernière saison, j’ai été très content d’en voir cette saison.
Cet oiseau est classé à l’espèce menacée d’extinction selon la liste rouge des espèces menacée de Kyoto en 2021. Mais selon la liste précédente en 2015, cet oiseau était classé à l’espèce quasi-menacée d’extinction, son risque de disparaître a augmenté malheureusement. C’est un oiseau précieux.
ミミズを捕ったようです。食性は雑食で、ミミズや昆虫、冬には木の実も食べるようです。
陰にいたらどこにいるのかよくわかりません。黄色と黒の模様がまさに「トラ」に似ていますね。この色が保護色になっているようで、落葉の上や陰ではなかなか見つけにくいと思います。
Pourriez-vous trouver une Grive dorée sur la photo ci-dessous ? Il a un bon mimétisme des couleurs comme un Ninja !
【鵺伝説】
「トラツグミ」は、伝説の妖怪、「鵺(ぬえ)」の正体だと言われています。鵺伝説は、平安時代末期にさかのぼります。
鵺は、頭が猿、体が狸、手足が虎、尾が蛇という姿をしていました。毎晩のように、北東の方角から黒い雲に乗ってやって来ては、京都御所に住む天皇を怖がらせていました。
その鵺を退治したのが、源頼政(みなもとのよりまさ:1104‐1180)です。頼政が、鵺に向かって放ち、刺さった「矢」を洗った池が今も二条城の北西にある「二条公園」に残っています。
【le Yokaï ” Nouë “】
鵺の正体と言われるだけあり、体の縞模様は「鵺」に似ているみたいです。
姿だけではなく、鳴き声が鵺の正体と言われる由縁だったりするそうです。
トラツグミは、春から夏、夜から早朝に「ヒョー、ヒョー」という不気味な声でさえずります。そのさえずりにきっと、天皇も怖い思いをしていたのだと思います。
・トラツグミの鳴き声:(1) 【Nostalgic Nature】 トラツグミ(鵺)の鳴き声 – YouTube
【トラツグミ騒動】
鳴き声の正体を知らないと恐怖感が増すみたいです。
実際、日本各地で夜中に聞こえるトラツグミの鳴き声は「騒ぎ」の元になったようです。
例えば、「不審者が口笛を吹いている」「幽霊の声がする」「UFOの音がする」といった通報が警察にいったというエピソードも残っています。
昔は妖怪鵺に、今は不審者や幽霊、UFOに間違われるトラツグミ。ちょっとかわいそうな気もします…。
Selon des épisodes, de nos jours, son chant est tellement sinistre que l’on a informé la police de ce qu’il y avait un individu suspect qui siffle, qu’il y avait un fantôme qui parle, qu’il y avait un ovni qui émet quelque son sinistre, par exemple.
Autrefois, cet oiseau est assimilé à un Yokaï (monstre), de nos jours à un individu suspect, à un fantôme ou à un ovni à cause de son chant sinistre que l’on entend dans la nuit.
Je pense que cet oiseau est un peu pauvre… Mais il est superbe, non ?
・Le chant de Grive dorée : (1) 【Nostalgic Nature】 トラツグミ(鵺)の鳴き声 – YouTube