旧暦の8月1日は「八朔(はっさく)」と呼ばれています。
「八朔」の日には、芸妓や舞妓が、芸事の師匠やお世話になっているお茶屋にあいさつ回りをします。
そのため、この日の芸舞妓のあいさつ回りのことも「八朔」と呼ぶようです。昔から続く「伝統行事」です。
新暦になってからも旧暦に基づき8月1日に「八朔(八朔のあいさつ回り)」が行われます。
芸妓や舞妓は正装である黒紋付き姿で、日ごろお世話になっている方々へあいさつ回りをするのです。
祇園で、僕はたまたま「八朔」をしている芸舞妓さんに出くわしました。
顔などを撮るのははばかられたんで、後ろ姿だけ撮らせていただきました。
僕の前を通り過ぎる時、芸妓さんと舞妓さんのお顔が見えました。お二人は笑顔でした。何か楽しそうにお話をしながら、足早に通り過ぎていきました。あいさつ回りをする所は多いのでしょうね。歩くスピードは普段のお仕事に行くときのスピードと変わらずという感じでした。この足早のスピードも「花街の伝統」の一つだと僕は思いました。
Ce matin, dans le quartier de Geisha ” Gion ” la cérémonie traditionnelle ” Hassaku / 八朔 ” a eu lieu. Le ” Hassaku ” indique également le 1er août dans l’ancien calendrier. Dans cette tradition, les Geiko (geisha accompli) et les Maïko ( appretie de Geiko) font la tournée des maîtresses de danse ou des maisons de thé où elles tiennent compagnie aux clients par exemple pour les saluer avec remerciement.
Je suis tombé sur un groupe de Geiko et Maïko dans la rue. Elles portaient le kimono noir comme grande tenue. J’ai hésité de prendre les photos de leurs visages mais, elles étaient souriantes. Bien sûr qu’elles étaient belles !
コロナの影響で、黒紋付きの正装で「八朔」を行ったのは4年ぶりだそうです。
黒紋付きの正装を初めて着た舞妓ちゃんもいたそうです。ネットの記事に彼女の声が載っていました。
「感謝の気持ちを込めてあいさつしました。暑いですが、初めて黒紋付を着ることができ、念願がかないました」
この正装は、芸舞妓さんにとってとても大切なものなんだなと僕は思いました。きっと身が引き締まる思いで着てはるんやろうなって思いました。
・関連リンク:京都 祇園で「八朔のあいさつ回り」芸妓や舞妓が感謝伝える | NHK | 京都府
Voici la vidéo sur le “ Hassaku ” qui a eu lieu aujourd’hui, le 1er août.
祇園にはこの日、たくさんのアマチュアカメラマンであふれていました。
行事やお店だしの時などには必ずやってくるアマチュアカメラマンも「風物詩」の一つでしょうか!?
下の写真↓↓↓はアマチュアカメラマンであふれていた「巽橋(たつみばし)」付近です。この場所は「絵」になりますね。彼らにとっては格好の被写体なんでしょうね。
あれだけいたアマチュアカメラマンも「八朔」が終われば蜘蛛の子を散らしたようにいなくなっていました。これも「風物詩」かな!?
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