今晩は中秋の名月ですね。
京都では晴天に恵まれ絶好のお月見日和です。
僕の京都の自宅からきれいな満月を撮影してみました。
デジカメで撮影しているためか餅つくウサギは映りませんでした。(いいカメラが欲しくなってきます。)
背景には五山の送り火で有名な大文字山が映っています。
なんてすてきな風景なんでしょう。
平安時代から日本人は月を愛でる習慣があります。特にこの時代は、貴族たちがお酒を飲み、和歌を詠みながらお月見を楽しんだといわれています。
江戸時代に入ったら、庶民の間でもお月見がブームになりました。ちょうどこの秋の満月が見られる時期は農作物の収穫の時期でもありました。ですのでお月見と同時に収穫の喜びと感謝の祭りをしていました。
中秋の名月とは旧暦の8月15日に出る月のことです。しかし、月の満ち欠けの周期の関係で毎年時期が違います。今年は10月1日(木)、来年2021年は9月21日(火)です。
ちなみに今晩見えている月は実は満月ではありません。満月は明日10月2日(金)です。今晩の月を15夜、明日の月を16夜と呼んだりします。16夜の満月に比べ、15夜の月は不完全です。一説では、人はその不完全さゆえの美しさを愛したといわれています。
人間も不完全。しかし誰しも愛される存在、美しい存在であります。逆にこんな人はいませんが、もし完全な人間が存在したら美しいというより恐ろしくありませんか?
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