世界遺産・下鴨神社の北側に、大きな「ムクノキ(アサ科)」が生えています。(写真、木の左側の壁が「下鴨神社」の北壁です。)
道にはみ出るように生えています↓↓↓ 皆さんのお住まいの地域にもこの木のように「道にはみ出た木」はありますか?
道の方が後に作られたのだと思います。
道を作るとき、このムクノキは大切にされたのだと思います
大切にされている大きな木を見ると、「日本らしさ」を感じます。
昔から「巨木」や「古い樹」には神様が宿ると言われています。神社やお寺、山の中などで「御神木(ごしんぼく)」として崇められている巨木を見られた方もおられると思います。
しめ縄をつけている木なんかは「御神木」ですね。
「御神木」はそこの土地や人々を守ってくれている大切な存在なのだと思います。
きっと、むやみに切ったら、罰や災いが起こると昔の人は本気で信じていたのだと思います。
根が傷つかないように周りを石垣で覆われています↓↓↓笹も生えています。とても年代を感じます。
木の幹の割れ目から雨水が入って腐らないように丁寧に保護されています↓↓↓
直径は1m以上あると思います。樹齢はよくわかりませんが、だいぶ昔から生えているのだと思います。
この木は神社の外にあるからなのか「しめ縄」はつけられていません。しかし、「御神木」なのだと思います。
ムクノキは落葉樹なので、冬には葉っぱがありません。また春に葉が芽吹くことを楽しみにしています。
ちなみのムクノキは漢字で「椋」と書きます。京都の「京」の字が入っているので「京都」に何か関係あるのかなと思い、調べてみましたが、それらしい情報はありませんでした。
京都・下鴨神社付近。
【下鴨神社】
本殿の参拝時間は夏時間、冬時間があり、夏時間は午前5時30分から午後6時まで、冬時間は午前6時30分より午後5時までとなります。ただし、境内(糺の森)は24時間開放されています。
アクセスはHPより→ https://www.shimogamo-jinja.or.jp/
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