今朝の散歩で、京都御苑の片隅に「オドリコソウ(シソ科)」が群生しているのを見ました!
オドリコソウはそんなに珍しい植物ではないようですが、咲きたての花がすごく瑞々しく、美しくて、僕は思わず足を止めてしまいました。
オドリコソウは、道端や草原、やや湿った半日陰の落葉樹林内などに生育する高さ30~50cmの多年草です。
春の花です。
花が「笠をかぶった踊り子」のように見えることからこの名前がついたようです。
可愛らしい名前ですよね♪
白い色のお花がとてもキレイで、踊り子の名前がぴったりだと思いました。
笠は被りませんが、白塗りをする舞妓ちゃんのようでもあるなって思いました。
名前に優劣はありませんが、とんでもない名前をつけられた植物も数ある中(ヘクソカズラ、ハキダメギク、ドクダミ、オオイヌノフグリ(フグリは睾丸のことです)など)、美しい名前を付けてもらった植物の一つだと思います。
オドリコソウよりずいぶん花も葉も小さい「ヒメオドリコソウ(シソ科)」という植物があります。
ヒメオドリコソウの方が身近に生えていて、より馴染みのある植物だと僕は思います。
【オドリコソウは甘い!】
あるサイトお話によると、ヒメオドリコソウは糖度が50%以上あるそうです。
バナナが糖度21%くらいなので、相当甘いですね。
試しに、オドリコソウの花を取り、花びらの付け根の方を吸ってみました。
確かに、一瞬ですが、「甘い!」って感じました。
ヒメオドリコソウの花も吸ってみたことはあるのですが、花が小さいのもあって、甘さは感じませんでした…。
昔は子供のおやつになっていたとか…。実験の材料にも使われるとか…
ただ、甘いのは甘いので、虫たちがこぞって蜜を吸いに来る植物だそうです。僕が今日オドリコソウを見た時は、蜂がやって来ていました♬
【京都御苑】
HP:京都御苑 | 一般財団法人国民公園協会 (FNG.OR.JP)
24時間公園内に入ることができる。無料。
苑内には四季を通じて、700種類以上の植物が生えている。
敷地面積は約90ヘクタール。
【植物の名前が知りたい方へ】
道端などで知らない植物を見つけた時「この植物なんていう名前だろう?」って思われた方もいるかもしれませんね。
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僕はよくこのサイトを利用しています。返信内容は的確で、信用できると思います。
アプリとか図鑑とかと違い、直接、人に質問できるのがいいなと思います。おすすめです♪
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